写真=2画面式のパソコンで仕事をするビーズの社員ら
社内の会議や式典など、10分前、5分前に集合するのがビジネスマンの“オキテ”のはずだ。
ところが自転車やアウトドア用品を手がけるビーズ(大阪府東大阪市)はあえて余裕を持たない「0分前行動」で仕事に励む。わずかな時間の積み重ねで残業を減らすことに成功。新入社員の離職率軽減にもつながっているという。
■時間ピッタリに集合
会議開始の直前までメールを打ち、あるいは電話をし、定刻と同時に全員が会議室に集合する。ギリギリまで仕事をしている社員の切り替えは早い。
同社は15年以上の歴史があるが、いつからこの“オキテ”が始まったのかは「定かではない」(社員)。ただ、「スピード重視」は長年社是としてあり、時間を最大限に利用する姿勢が創業当初から根付いていたようだという。
「0分前行動」の名付け親は、平成23年末にIT系企業の営業職から転職してきた佐藤直哉・商品企画1課長(36)だ。転職当時、この社風を新鮮に感じたという佐藤さんは、翌24年春、新入社員の採用活動に向けた説明会で司会とスピーチをまかされた。
「スピードを重視して仕事に臨む社風を、どううまく伝えたらいいのか」と考えた末、この習慣を「0分前行動」と名付けて説明した。
■月に7時間もの節約に
1日に2回会議があった場合、10分前に集合すると計20分が必要だ。1月を22営業日と換算した場合、440分ものロスに-。
説明会で佐藤さんはこうした数字を説明。「15分前行動、10分前行動など、社会人の“常識”とされている時間を仕事に振り替えると、残業時間が短くなることの説明がつくんです」という。
実際、同社の24年度の残業時間は月平均7・33時間と短い。佐藤さんは「先輩たちから『1日に2~3時間の残業が当たり前』と聞かされている学生たちは、疑うんですよ」と笑った。
「0分前行動」の言葉が定着した25年度、残業時間は月6・5時間に短縮されたという。
■離職者が少ない
社員の平均年齢は33・4歳と比較的若く、年間の有給消化日数は11・5日と高い水準。本来ネット通販が主体という事情もあるが、無駄な接待は「しない、受けない」のが基本だ。合理性を極めた結果、平成24年の交際費がわずか700円に収まったことでも効果が分かる。
また、同社は社屋を現在地に移転した22年、初めて新卒採用を開始し、これまで18人を採用してきたが、今年5月までの離職者はわずか1人。新入社員の3割が3年以内に退職するとされる昨今、驚異的な低さだ。
仕事の時間や経費の使い方の合理性を追求した結果、極めて良好な環境を生み出しているのだろう。
(>>2以降に続く)
徹底した業務の効率化は、オフィスのハードにも及んでいる。業務用パソコンは2面モニターを採用。片方で調べ物をしてメモを取り、もう片方でメールのやりとりなどを行う。「デュアルモニター」と呼ばれる方式で、同社は平成21年から全社員に導入。メールの処理など業務全般で効率が10%程度向上したといいう。
また、社内で使用する企画書、稟議書はすべてシステム上で処理され、押印が必要なもの以外のペーパーレス化を徹底している。
同社は「ドッペルギャンガー」などのブランド名で、アウトドア用品や自転車用品などを企画・開発。振り回して遠心力で充電する懐中電灯や、夜間に自転車を運転する際に着用する光るグローブなど、独創的な製品を世に送り出してきている。
モノをつくる企業にとって、アイデアは仕事の源泉だ。大上響社長(43)は「仕事の効率が向上するものは積極的に導入する方針です」と話している。
◇会社データ◇
本社=大阪府東大阪市長田東1丁目1番10号
設立=平成9年4月
資本金=1億円
売上高=非公開
従業員数=58人(26年4月1日現在)
(終わり)
会社大きくなればいろんな人が出てくるしね 10分早くくるやつもいるし、重役は10分以上平気で遅れるし
分刻みでスケジュール通りできたら世話ねーよ
0分前行動とかやってもあまり意味ない。
人が集まりだすのであった。
それで働いていて、楽しいのか?
アホナ会社やで。
こんな余裕のない人間たちが扱う物で「余暇」楽しみたい人間の求める物を造られんわな。
車のブレーキでも遊びが無かったら、いきなりブレーキが効いて、日本中で御釜だらけで、経済に大損与えるがな。
余暇をたのしむために、会社で働くときは超合理的にサッサと仕事して
残業せずに早く帰るんじゃないの?
アンタみたいな会社大好き仕事人間こそ余暇なんてものはないでしょ。W
普通に30分前出勤、15分前集合して、過労死してろ。
それより打ち合わせが生き甲斐になってる管理職をどうにかしないと
0分前はともかく、2分前集合とかにして集合したら即実施。終了したら
即解散とかやっていればもっと早くなると思う。
はあ? 話にならん
有給は労働者の権利だ。
それを消化しきらん会社はブラック。
一般的に。
って話を聞いた事があるな。
ものごとはある程度余裕をもって行った方がいい
Just In Timeが世界最強の世の中でそれを言ってもな。
むなしいだけだよ。
自分の意見を証明したいなら、それでトヨタを凌駕してみてくれ。
出来たら、君の意見が正しいと言うことだ。
出来ないだろ。
時間のロスをゼロにしても
資金のロスはゼロには出来ないはず。
なら意味ない。
何でも、万が一の怖さがあるから
余裕を作る。
耐久性も同様。
だから壊れる製品しか作れない。
こういう合理的なとこで働きたいわ
始まりの時間と、終わりの時間をきっちり意識させ仕事させるのは効率的だと思う
大抵は早めに行って、終わりそうにないなら残業すればいいやっていう、
余裕を持たせてやろうとしてしまうから
あの残業だらけのIT土方の典型だったCSKも、
住友商事に買収され、送り込まれてきたトップが「ブラック企業過ぎてヤバイわ」と労働時間短縮に本腰いれたら、
今ではかなりの部署が定時で帰れる会社になったからな。
あの会社とは23時くらいに平気で電話したりして仕事していただけに、信じられん。
社内会議なら0分前行動が普通じゃね?
一日二回毎日会議やってる会社なんて駄目だろwwww
会社のなかだったら、少々遅れても問題ないんだよな。
むしろ待つ時間のほうがムダになるわな。
それ以前に着くと「何だよ、昼休み中に来やがって」って空気になるから
気をつけろ
「○○時までに、結論を出す!」って決めて会議に望むべきなのに
でも下っ端の俺が言っても生意気と思われるだけだろうし
馬鹿なオッサンに目をつけられるの嫌だから決して言わないけど、お前ら幹部は全員アホだわ
ケースバイケースじゃないかなあ。
基本的には結論を時間内に出すものだと思うけど、人は感情で動くから、納得するために時間がかかるのかもしれない。
会議の目的は、各論の結論を出すことではなくて、いくつか上のレイヤーの目的を達成することだと思う。
例えば、ある期日までに利益をあげるとか。
ある会議で、各論の結論は時間内にでても、わだかまりが残ってその後の活動が非効率的になるくらいなら、数時間くらい延長しても、納得がいくまでやればいい。
結局、上に気に入られて声でかい奴の意見が通るだけだし
質疑応答にあとの半分使って、「会議」といえるものは一時間もなくて
結論は筋書き通りで。何のためにやってるのか分からない。
ただの説明会だと思って参加してる。
こんなのが多いから、生産性が低いんだろうと思う。
会議を馬鹿にするな!
その会議に使う資料と事前打ち合わせにどれだけ
無駄な時間と人件費を費やしてるか考えたことあるのか?