日本テレビの報道番組「news every.」で恥ずかしい誤訳があったとしてインターネット上で話題になっている。
2016年11月9日の放送では、世界的人気歌手のレディー・ガガさん(30)がドナルド・トランプ氏(70)の米大統領選勝利を受けて行った抗議活動を取り上げた。
■「意訳しすぎて試験なら減点」「Loveの要素どこ」
番組では、ガガさんがトランプ氏の住む「トランプタワー」の前に現れ、「Love trumps hate.」と書かれたプラカードを持って立つ様子を紹介した。
「Love trumps hate.」は、対抗馬のヒラリー・クリントン氏(69)が選挙キャンペーンで使用したフレーズだ。意味は「愛は憎しみに勝る」――トランプ氏の名前と、「~に勝つ」「~を負かす」といった意味の動詞trumpをかけている。差別的な発言を繰り返すトランプ氏を皮肉った標語である。
ところが、番組のナレーションでは「手に持ったプラカードに書かれていたのは、『トランプは嫌い』のメッセージ」と説明。その後、ガガさんが車の中から同フレーズを叫んだ際にも「トランプは嫌い!」とのテロップを表示した。
これを受け、ネット上では
「trumpの意味くらい調べようね、日テレ」
「(三単現の)sがある時点で気づくべきだった」
「どんだけ馬鹿な誤訳なの?」
「Loveの要素どこいったんや」
「意訳しすぎて試験なら減点だと思います」
といったツッコミが相次いだ。
ガガ、インスタで「今こそお互いを大切にしましょう」
モデルのけみおさん(21)も10日、ツイッターで「『トランプが嫌い』なんて彼女は伝えてないよ。彼女が伝えたのは『愛は憎しみに勝る』、愛が悪に勝つ、民主党のスローガンで使われてるよ。日本のメディアで誤訳が流れてるけど『レディーガガ、トランプが嫌い』と叫ぶなんて酷すぎる。昨夜開票後に彼女がどんな気持ちであそこに立って呼びかけたのか」と問題視した。
ガガさんは以前からクリントン支持を公言している。9日にはトランプタワー前での抗議写真をインスタグラムでも公開し、「私は思いやりのある国に住みたい。愛は憎しみに勝る。彼は私たちをぞんざいに分断した。今こそお互いを大切にしましょう」と呼びかけた。
J-CASTニュースは11日、「誤訳」という指摘に対する見解を聞こうと日本テレビに複数回問い合わせたが「広報担当者が全員不在」として回答は得られなかった。
なお、10日朝にはスポニチアネックスが「ガガ深夜の絶叫『トランプ氏嫌い』NY自宅前で抗議のプラカード」と題した記事を公開したが、11日現在、なぜか閲覧できない状態になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00000008-jct-soci
丸っきり逆や
調べればわかったやろ
唐突に愛くんけなされてかわいそう
サウザーかな