日本で記録的なヒットを続ける『君の名は。』(英語タイトル“Your Name”)の米公開スケジュールが具体的になってきた。北米配給を務めるファニメーションが、12月2日(金)から8日(木)までロサンゼルスの1館で限定公開を行い、さらに来年初めに規模を拡大した上映を予定していると発表した。
これまで韓国、スペインで映画賞を獲得してきた『君の名は。』が、本格的な米国上陸を果たすことになる。北米上映とアカデミー賞の行方を占う上でも、ハリウッドの映画人たちが同作をどう評価するかは気になるところだろう。
ちょうどこのタイミングで、米映画界での注目度が高い2大エンタメ業界誌「ヴァラエティ」「ハリウッド・リポーター」による同作への批評が出揃ったので、その内容を紹介していこう。結論から言って、両誌とも概ね高く評価している。
◇「魅力的で、型破りな恋愛映画」 「ほろ苦く、信じ難いほどのロマンス」
◇「新海誠の名を西欧に知らしめる新作」 「一流の日本アニメの趣」
◇「キャラクター描写」 「時間と空間の超え方」には苦言も?
しかし、称賛だけで終わらないのがハリウッドの映画評。ややネガティブなコメントも紹介しよう。
H誌は、「宮崎駿や細田守の描く人間性や洞察力の深さには、まだまだ及ばない。主人公2人の物語は心に大きく響いてこない。それは恐らく、背景にある彼らの『家族からの独立性』が、彼らを抽象化してしまっているからだろう」とキャラクター描写の厚みの足りなさを指摘。また、特に日本の若年層に好まれたと言われる音楽の使い方に関しても、「RADWIMPSの楽曲が、時に煩わしいほど現代的で陳腐なビートを(作品に)与えている」と苦言を呈した。
そして、V誌が「タイムトラベルの矛盾は説明がつかない」と述べるように、2誌そろって疑問符を付けたのが、「時間と空間の超え方」だった。H誌は批評の冒頭で、「矛盾をはらんだSFファンタジー。解釈については、ネット上でメインターゲットであるティーンの論争が起こりそう」と記している。
SFファンの多い米国では科学的整合性へのこだわりが強い傾向があるものの、説明のつかないファンタジーが受け入れられないということもない。それでも、『君の名は。』のある意味、日本文化的なファンタジー(時空の超え方)は、少しアメリカ人に理解しにくい部分があるのかも知れない。
とはいえ、H誌が「もし最終的に理解できなくても、十分に魅力的な作品だ」とまとめているのを見ると、あまり気にする必要もないのだろう
dmenu映画 11/11(金) 10:00配信 文=ロサンゼルス在住ライター 鈴木淨/Avanti Press
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00010001-dmenueiga-movi&p=1
特にラッドの曲はほんと映画見ててきつかったし
ラッドはウザかった
アメリカ人って質アニメと呼ばれるようなの好きな人が多いし日本人より目が肥えてるわ
これは過去の名作にはならないのではないか
この映画何が面白いのか分からないし
アニオタが「やっぱアニメは凄いんだ」って調子乗ってただけでしょ
あとは話の設定で流行に流されやすい人がつられて見てたけど
あのアニメーションは国を問わず質が高いと感じるんだな
細田守か地味に好評価なのは意外だったが
もう少し音楽にこだわってほしかったな。
少なくともtube再生数を見れば日本人はラッドにハマってる