【悲報】パチンコメーカー高尾の社長、殺される

２５日午前７時４０分ごろ、名古屋市中川区中京南通３のパチンコ台メーカー「高尾」の車庫で、社長の内ケ島正規さん（３９）＝同区尾頭橋３＝が死亡しているのを１１０番で駆け付けた愛知県警中川署員が見つけた。遺体に刃物で刺された傷があり、県警は殺人事件と断定して同署に捜査本部を設置した。

捜査本部によると、内ケ島さんはスーツ姿で、同社１階の車庫で横向きに倒れていた。血まみれで首や腹に複数の刺し傷があり、周囲に大量の血痕が残っていた。着衣が乱れ、体を守ろうとした際にできる傷も見られた。内ケ島さんのかばんや携帯電話は近くに置かれていた。遺体のそばで刃物が見つかり、凶器の可能性がある。

名古屋市消防局によると、発見時に遺体は死後硬直が始まっており、少なくとも死亡してから数時間たっていたとみられる。捜査本部は司法解剖して詳しい死因を調べる。

同社の男性警備員（３７）が車庫に止まっていた車の後ろで、倒れている内ケ島さんを見つけ１１０番した。この車は内ケ島さんが普段使用しており、車庫のシャッターは閉まっていた。状況などから内ケ島さんは２４日に出勤して以降、帰宅していないとみられる。

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