インフルエンサーさん。インスタ投稿したら場所特定され駆け付けた殺し屋に射殺される

元ミス・エクアドル候補でモデルのランディ・パラガさん（２３）がタコのセビーチェをインスタグラムに投稿したところ、食事場所が発覚し、駆け付けた殺し屋に射殺された。エクアドル紙エル・ウニベルソが先日、報じた。

　パラガさんが、ケベドのラ・クアドラ・ショッピングセンター内にあるセビチェリア（魚介専門店）内で殺害された。朝食をとっていると、殺し屋たちが入ってきて数回撃たれ亡くなった。殺害の様子は店の防犯カメラに記録されていた。

　パラガさんはＳＮＳの総フォロワー数１００万人を超えるインフルエンサーでもあり、インスタグラムのフォロワー数は１８万人。タコのセビーチェの投稿をしたところ、すぐに店が特定され、２０分後に殺し屋が店に入って来たという。先月末の事件だった。

　警察は現在、殺人事件の捜査を進めるとともに、加害者の特定を進めている。２０２２年に刑務所内で殺された麻薬カルテルのボス、故レアンドロ・ノレロさんの妻に雇われた殺し屋の犯行だとみているという。

　生前のノレロさんは裏社会だけでなく、警察など多くの公的機関の職員と関係を持ち、麻薬密売資金の洗浄、犯罪組織への資金提供、麻薬密売を行っていた。ノレロさんの交友関係にパラガさんの名前があったが、どのような関係だったのかは不明となっている。