真面目でお堅いイメージのある公務員。だが、北九州市には仕事中にコスプレをする職員がいるという。そんなにユルい公務員もいるのか。職場を訪ね、確かめてみた。
「さっそく連れてきますね」。そう告げると、市観光課の末松剛さん(45)は同僚の井上純子さん(29)を伴って来た。井上さんは青いポロシャツ姿。あれ、コスプレじゃないの?
「普段は普通の格好で勤務していますよ。各地で市をPRする仕事では、これまで法被を着たり、ゆるキャラを連れて行ったりしていましたが、職員にコスプレをやってもらったんです」と末松さん。
ゆるキャラの代役のコスプレ職員。そんな企画が生まれたのは今年6月だ。
北九州市とフジドリームエアラインズの定期便で結ばれる名古屋市で、8月にあった世界コスプレサミットや、11月に北九州市であるポップカルチャーフェスティバルを前にし、「限られた予算でインパクトのあることはできないか」と末松さんや井上さんらが知恵を絞った。
そこで浮上したのが、井上さんの趣味のコスプレ。元々、友人同士でクリスマスやハロウィーンに仮装をして楽しんでいた井上さんは、3年前に「こくらハロウィン仮装コンテスト」が始まると、グランプリをめざして毎年参加。昨年、念願の優勝を果たし、職場の朝礼で報告していた。事務系の仕事が長かった井上さん。仕事でコスプレをするとは夢にも思っていなかったが、「喜んでもらえるなら」と快諾した。
決まってからの行動は早かった。市内のイラストレーターのしいたけさんが、バナナのたたき売り発祥の地、門司港であったイベントをPRするためにデザインしたキャラクター「バナナ姫ルナ」のコスプレに挑戦することに。7月末に市内のイベントでお披露目した。しいたけさんも「これだったら、どんどんしてください」とクオリティーの高さを絶賛したという。
8月6日には、バナナ姫の姿で北九州空港からコスプレサミット開催中の名古屋市に出張。北九州市が進める「サブカルチャーの街」をPRした。
井上さんは「注目されてプレッシャーもあるが、バナナ姫のキャラを崩さないように頑張りたい」。イベントの内容に応じて、他のコスプレにも挑戦してみたいと意欲を燃やす。(宮野拓也)
バナナ姫ルナ
バナナ姫ルナのコスプレで出張する井上純子さん=北九州空港
ポロシャツ姿で勤務する普段の井上純子さん=北九州市小倉北区
いちおう画像あります
そっくりじゃん!許した
おっぱいの大きさ…
「モンキーバナナですね」
こーゆーの止めれ
職員がやりたくもないコスプレの格好無理矢理させられて
赤面してもじもじしてるようなのだったら
いくら可愛くても人気でないだろうしね