しかし「これはすごい」と、アニメ関係者とアニメファンが猛烈に食いついた。
特に多くの人の目を引いたのがクラリス。
75から80年くらいにかけて、「ロリータ・コンプレックス」の語が、アニメファンの間に広がり始めました。
当時は自分たちを「ビョーキ」と自虐的に呼びあい、いかにマニアックかを楽しみました。
もちろん当時「おたく」という言葉はありません。
この流れで燦然と輝いたのがクラリス。
「カリオストロの城」がテレビ放映(80年12月)されてからというもの、多くのファンの心を鷲掴み。
ルパンがカリオストロ伯爵に「妬かない、妬かない、ロリコン伯爵!」と叫んでいることから、
「クラリスを好きなアニメファンはロリコンである」という常識が出来上がりました。
アニメージュ82年4月号には「ロリコントランプ」という、ウソみたいな付録がついてきたこともあります。
中身は吾妻ひでおのキャラをはじめ、ラムちゃんからじゃりン子チエまで。そして、クラリス。
ルパンが「今はこれが精一杯」といって幽閉されたクラリスに万国旗をつなぐシーン。
紳士的なシーンです。これを「一歩引いて少女を見る」と解釈。
ラストシーン。「おじさま!」といってクラリスが抱きついてきた時、抱きしめ返そうとするルパン。
でも抱きしめ返さない。少女の心に踏み込まない。
結婚したり恋人になったりしない。「おじさま」でありたい。
このような思いをかかえた人を、後に「クラリスコンプレックス(クラコン)」と呼ぶようになりました。
82年6月号のアニメージュで、宮崎駿はこう語ります。
「クラリスに、”ロリコン”人気が集中しているということですが、ぼくには無関係のことだと思います。
ただ、いまの若い人はロリコンを“あこがれ”の意味で使っているでしょう。思春期にはダレにも体験があることです。(中略)
ぼくらはあこがれを”遊び”にはしなかったし、また、大っぴらに口にすることは恥ずかしかった。
”恥じらい”があったんですよね。それがあったほうがいいかどうかは別問題ですけど、とにかくいまのぼくは”ロリコン”を口で言う男はきらいですね。」
ぼくは間違いなくクラリスコンプレックスです。「紅の豚」のフィオに対して、そんな気持ちになります。
てかポルコもフィオのキスに応えてねえじゃねえか! クラリスの時と変わんねえぞ!
(たまごまご)
新人育成を目的とした会社テレコムに
飛ばされ、鉄人28号とかやって後進育成の日々。
事実上、最初の引退となる。
暇だからアニメージュから依頼された
ナウシカの漫画を描くことになって…
きみは、今大好きなキャラを20年後も描き続けているだろうか。
俺はルパンになりたくて、 いつの間にかルパンの年を越えてしまい(たぶん)、
しょうもないサラリーマンになっている。
だが、いつかは「愛する者のために戦える気概」は忘れていないよ。
亜美ちゃん抜いたことあったんだっけかな
初代五右衛門のニヒル剣豪の味出せるって人は今居ないよなあ
この気質は受け継がれてるな、それとも素質なのか
中二的な自己顕示欲にも思えるけど
なんか誇張してねえかおい
当時のアニメ雑誌や漫画でパロったのとか同人誌見たらドン引くぐらいあったぞ
ただヤマトガンダムエヴァみたいに一般への波及が全く無かっただけで
OUTに脅迫状が届いたり
ナウシカは逆にメージュ以外はすっごい冷めてた
無理して作った話というのを解ってたし