http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1511/20/news057.html
「通話記録を洗い出すだけでも大変だ」。捜査員があきれかえるのも無理はない。その女の携帯電話の発信記録は、8カ月で実に3万件にも上っていた。実際に購入していない洋菓子店などに偽りのクレームを入れ、商品代金や代替品をだまし取ったとして詐欺容疑で兵庫県警に逮捕された住居不定、無職の小野谷知子被告(45)=同罪で起訴。
その手口は、「昨日買ったケーキに髪の毛が入ってたんですけど」と手当たり次第に電話することだった。インターネット上には小野谷被告に対する注意を呼びかける書き込みが相次ぎ、ネット上では有名な「クレーマー」。異様なほど執念深い犯行は、「騒ぎにしたくない」と考える店から金品を奪っていった。しかし、やがて悪事は露見する。発覚のきっかけは、女の家に謝罪に訪れる人の多さを怪しんだ近所の男性の“執念”だった。
「104」にも5000回
5月。大阪府豊中市のケーキ店に1本の電話がかかってきた。「ショートケーキに髪の毛が入っていた。代わりのケーキを自宅まで持ってきてほしい」この店はクレームの主に、おわびとしてショートケーキ1個を進呈した。6月には神戸市北区のパン店に同様の電話があり、被害は現金1085円とクリームパン2個。いずれも小野谷被告の仕業だった。
小野谷被告は9月、この2件の詐欺容疑で県警伊丹署に逮捕され、10月17日にも「バースデーケーキに髪の毛が入っていた」と嘘をついて、京都府や滋賀県のケーキ店から現金など約2万円をだまし取ったとして再逮捕された。
捜査の過程で、捜査員らが驚いたのは携帯電話の通話記録の多さだった。2~9月の総発信記録は、なんと約3万件。そのうち、42都道府県の洋菓子店やパン店など約3200店にかけた電話は計約1万2千回あった。手当たり次第にだまし取ろうと店を探していたのか、電話番号案内「104」には5千回以上かけていたという。
被告自宅におわびの行列
小野谷被告は、逮捕されるまで伊丹市内に住んでいた。自宅周辺の住人によると、長年、生活保護を受けながら高齢の母親と2人暮らし。今年初旬から母親が介護施設に入ったのを機に、1人暮らしを始めた。その自宅に、スーツ姿の人物がたびたび訪れるようになったのは25年の年末ごろ。26年春以降は、その人数がぐんと増えた。
「毎日のように、スーツ姿の人が紙袋やレジ袋を持って来るんや。だいたい、1日2~3人、多いときは5人来ていて、家の前に並んでるときもあった」
近所に住む男性(73)はその様子を訝しみ、26年春ごろから、被告宅を訪れた人に話を聞き、日付と商品名などをノートに書いて記録し始めた。男性が訪問者に聞いた話によると、小野谷被告は謝罪に訪れた従業員に対し、ティッシュで包んだ自分の髪の毛を“証拠”として見せたが、実際の商品や包装紙などは一度も見せなかったという。
また、近隣には朝から晩まで、小野谷被告がクレーム電話を入れる声が聞こえていたといい、「(おわびの品として持ってくる)商品名や個数まで注文していた。来るのが遅かったのか、『まだ?』『はよ送って』と催促の電話もしていた」と男性はあきれたように話す。
男性は謝罪に訪れる従業員を見るたびに、「クレームは嘘。だまされているから帰りなさい」と説得していた。こうして声をかけられた従業員の店側が伊丹署に被害届を出し、逮捕に結びついた。
これは女側の行為があれだけど
男のやってることも中々のもんだろw
73歳の正義感の強いジー様が
ヒマ潰しに世直ししたんだから讃えんか馬鹿者。
近所にこんなことやってる奴がいて丸聞こえだったら
俺だって通報するわ。
意味わかんねー
キチガイは生きてる価値が無い
警察は立件に及び腰
この爺さんは何度も警察に相談してると思う
でも無視され放置されたに間違いない
マジレスすると、天下の兵庫県警だから
角田のババアの事件では監禁から逃げ出した人間はわざわざ電車で大阪の交番に行ってる
全く信用されてない
本当に髪の毛やら虫やら入ってた時に
クレーム言いづらく泣き寝入りする人も増えるだろう
写真や動画で証拠を残しておけばいいだけ
金払って買えばいいじゃん。
こんなことやるよりも、その方が遥かにハードル低いよな。
クレーマーが一番ほしいのは金ではなく、上からの立場で好き放題言えるストレス発散だから
クレーマー対応のスペシャリストの著書によると、万引きは高所得者だけど、クレーマーの殆どは低所得の底辺なんだって
真面目に遠くからドキドキしながら謝りに行ってんのに
レシートの有無くらいはな
だから生活保護費を支払ってるんだろな。腹が痛まない税金だし。
そういう狡猾さがここまでバレなかったのだと思う