インターネットではよくかわいらしい猫の写真を見かけることがあり、専門に写真を掲載しているサイトも多々ありますが、こうした「ネット上で猫の写真を見る」という行動のあとは、ストレスや不安などが減少し、希望を持ったり幸せな気持ちになったりしていることがわかりました。
「ネット上にある猫の写真やムービー」を見ているのはいったい何者なのか、そしてどんな影響を受けているのか、インディアナ大学のジェシカ・マイリック教授らが調査・研究を行いました。この論文は「Computers and Human Behavior」に掲載されています。
調査対象となったのは「ネットで猫の写真やムービーを見ている」と自己申告したインターネットユーザー6795名。内訳は、女性が88.4%、白人が90.4%と極端な偏りがありました。この人たちは、ほぼ毎日、何らかの形で猫の写真やムービーを見ており、平均して2.3匹の猫を飼っていました。平均の計算からは除外されたものの、とんでもない数の猫を飼っている人も何人かいたそうです。
マイリック教授が「なぜ人々がネットにある猫の写真やムービーを見るのか」を調べていくと、どうやら3つの理由があるということがわかりました。まず1つはEmergency Kitten!に代表されるような、ひたすらかわいいネコの姿を見続けることによるストレス緩和。
もう1つは、やらなければならないことの先延ばし。
3つめは個人的な理由。例えば、猫は反社会的な動物であると認識されることがあるので、性格特性5因子で「内向型」に分類される人は猫を好むのだそうです。今回、調査対象になった人々の性格特性を調べてみると、この「内向型」の人が多く、実際にシャイな人も多かったとのこと。
そんな人々に、猫の写真やムービーを見まくったあとのことを聞いてみると、「苛立ち・不安・悲嘆・罪悪感といったネガティブな気持ちが減少し、希望・幸福・満足といったポジティブな気持ちが増えた」という回答が得られました。実際に、直近2週間の生活を振り返ってもらったところ、ハッピーだったと答えた人が多数でした。このことから、マイリック教授は、猫の写真やムービーによって、人々は幸福感に包まれるのではないかと考えています。ただし、物事を先延ばしにしがちな人は、得られた幸福感以上に罪悪感があったそうです。
なお、ハッピーのもとである「猫の写真やムービー」はどんなものでもOKというわけではなく、質も大事だとのことです。
子犬や猫やレッサーパンダの動画見てると顔が自然とにやけている
別にかわいいと思わなくなってきた(´・ω・`)
どうです?かわいいでしょう?みたいな押し付けがましさが軽くうざい
猫に恨みはないが、猫が人間みたいなポーズや寝方してるのを見て面白がるのは
人間の勝手なフィルターじゃん、と冷める
> もう1つは、やらなければならないことの先延ばし。
実は「やらなければならないこと」って、無いんだよね
死ぬまでやらなくても良いことばかり
なんか、やらなければいけないような強迫観念に囚われている人に
「なんだ、やらなくていいじゃん」と気付かせてくれるのが、猫
だっこ最強
ワロタw
可愛いし面白いし癒されるよね
ヨチヨチ歩きで、あんなの見てたらストレス確かに減少するだろうな
言い換えれば、猫好きほど精神が病んでいるといえる
愛猫家には要注意だ
ムービーでは無く、リアルに飼うともっと癒される。
いいぞー、猫。